要領をすっかり忘れてました。
なのでちょっと詳しく覚書します。

眼球、まつ毛、歯、舌は個別にレイヤー分けします。
別レイヤーでも同時に頂点選択でモーフベース、
モーフターゲット設定できますので
編集が便利です。

このモデルはやや口を開けてます。
口を閉じた状態でのモーフベースがデフォですので
口を閉じさせますが、その前にこの状態を
適当なベース名でベース登録します。
どうせ後で口を開けさせますので
この状態をすぐに呼び出し出来るからです。

口を閉じましたのでこれをベース名
/shusaku/human/face/で登録します。
次に眼球の動きをモーフ設定します。

眼球は瞳の部分を頂点選択してブループ化しておくと
編集がやりやすいです。
その瞳の部分を縮小してeyeball_smallのターゲット名で
登録するのですが、
水銀燈の場合は猫の目状に変形させます。

数値設定ウインドを開いて
瞳の部分をY軸方向で50パーセント
X軸、Z軸方向に20パーセント縮小します。
眼球の左右の動きのモーフ設定ですが、
上から見て眼球を回転させるのですが
ここで注意するのは立体選択ツールで
選択してはダメだということです。


モーフィング設定の場合は必ず頂点選択で
移動なり変形とかさせないと
モーフィングしてくれません。
そのことをすっかり忘れ、変形させた形状が元に戻らず
一時間以上あれこれ試して結局原因がわからず
ふて寝して翌朝起きたときにそれを思い出すなんて
ホントにホントにおバカさぁんw

で、なんとか眼球を正面に向かって左に向かせて、
これをeyemove_lのターゲット名で登録します。
同様に右を向かせeyemove_r、上下を向かせ
それぞれeyemove_u、eyemove_dで登録します。
眼球の動きはこれでお終い、次は顔の上半分、
目や眉毛のモーフ設定をします。

目をやや閉じ、目じりを上げ、眉毛を眉間に寄せて
怒り状態にします。
これをeye_angerのターゲット名で登録します。
設定したら、そのままスライダーを-100まで動かします。

その形状を整えて笑い顔の目としてeye_laugh名で
登録します。


次に瞼を閉じた状態を作ります。
まつ毛の基部の一部を選択、
真横から見て目じりを支点にして
回転ツールで移動、上瞼を閉じます。

同様に下瞼も閉じさせて形を整えます。
この作業はモーフィング設定の中で一番
面倒くさい作業です。

基部が出来たらそれに沿うよう、
まつ毛を移動させて完成です。
これをeye_closeで登録します。

笑った状態、eye_laughに戻し、
下の瞼を上に上げて笑った状態を強調します。
これをeye_laughhardで登録。

目をやや閉じ、眉毛、眉間部分を上に上げ悲しい状態の
目にします。eye_cryで登録。

さらに下瞼を上げて目を閉じた状態にします。
eye_cryhardで登録。

目を大きく吊り上げて見開かせます。
eye_surpriseで登録。

目を閉じた状態、eye_closeに戻して、
眉をややしかめさせ、瞼をほんの少し中央に寄せます。
これをeye_closehardで登録。

眉毛全体を下げ、眉間近くを上に挙げます。
これを困り顔、eye_confuseで登録。

eye_closeのスライダーを右に半分50まで
移動させて瞼を半開きにします。
これをeye_slightで登録。
以上で顔の上半分のモーフィング設定終了です。
私が作ったデータなら
http://yumebotaru.sakura.ne.jp/
でダウンロードできます。