2007年10月12日

六角でのリップシンクその1

軽量データが出来たら詳しくやりますが
先にちょっとリップシンクのやり方を
簡単に説明。

071012-1.jpg

モーフベースは顔の上半分、下半分に分けて設定します、
これは口ぱくを設定した後で
目の表情を入れたほうが楽なので。
口の形状は母音の形をモーフターゲットにするのですが、
大きめに口を開けた歌声の形と
小さく口を開けた普通の形に分け、
口をちょっとだけ開けた「少し口を閉じる」の形を
ターゲットに設定します。

071012-2.jpg

波形ソフトは定番のフリーソフト「Sound Engine Free」
を使用します。
リップシンクさせたい音源を読み込ませたら
上の丸で囲んだ一秒の位置と六角のアニメーションウインドの
30フレーム目(アニメーションの描画数設定は秒間30枚に設定必要)が一致するよう、「Sound Engine Free」の
拡大ボタンを押します。
押す回数は音源の長さによって変わります。
(注 実際は完全に一致せず少し長さが違います、
作り進むにつれずれが大きくなりますので小まめに位置合わせが
必要になります。
071012-3.jpg

今回読み込ませた音源には前奏部分が少し入ってますが
後の波形は発声部になります。
発声部にフレームマークを移動させます。

071012-4.jpg

音源を聞きながらどういう発声をしてるか確認して
母音のターゲットのボタンを押し、口の形を変化させます。

071012-5.jpg

で、右クリックしてキーを追加。
さらにそのキーの2フレーム前にフレームマークを移動させて
今度は「小さく口を閉じる」のターゲットボタンを押して
小さく口を閉じさせ、そこにキーを追加します。

071012-6.jpg

071012-7.jpg

この歌声と小さく口を閉じさせたキー二つで
歌声のリップシンクのワンセットになります。
しゃべり声と違って歌声の場合は
フレーム間の距離がありますので
小さく口を閉じさせた形がないと
途中の補間に締りが無くなり、
何か物をくちゃくちゃ食べながらしゃべるような
動きになってしまいます。

だいたいこんな感じでどんどん発声ポイントに
キーを打っていきます。
簡単でしょ。

……面倒くさいけどw


ただ六角のモーフィングの補間にはバグがあります。
その回避方法はまた後ほど。
posted by キオ at 22:33| Comment(10) | TrackBack(0) | 六角大王

第一話 プチ感想

録画はしていたけど時間が無くて見れなかったんですが
今ようやく見ました。

なんつーか悪くは無いがさして面白くもないという
エンターテイメントとしては最悪のパターン。

視聴者のハートをがっしり掴まなければならないのに
つかみ所の無い、あっても中華娘のおっぱいくらいしか
印象の無い感じ……

まあしばらく様子見ですな。